日暮里地区の小学校 認知症サポーター養成講座
平成29年7月1日(土) 午前9:30~10:00
場所:日暮里地区の小学校
参加者:小学4年生 約65名と保護者
認知症サポーター養成講座の目的
現在日本では超高齢社会を迎えており、深刻な少子高齢化がせまっています。
荒川区では、認知症になっても安心して住むことができる街づくりを進めています。その一環として小学校のうちから認知症について学び理解を深める講座を行っています。
当センターの相談員が認知症キャラバンメイトとしてお手伝いしてきました。子供たちに「認知症のことなど、何でもいいから質問していいよ〜!」と質疑応答の時間を担当したのですが、「ハイっ、ハイっ」と、もの凄い数の手が挙がりました。
認知症で死ぬことはあるのか?
認知症は治るのか?
認知症になる確率はどのくらいあるのか?
子供たちからは、大人顔負けの鋭い質問が飛び交いました。
小学生の認知症に対する興味関心、問題意識は私の想像をはるかに超えていました。
これから少子高齢化が加速するニッポンですが、子供たちの表情や熱意を体感させていただき、素直に未来は明るいと思いました。
今後も地域や行政と力を合わせながら、子供たちへのアプローチを推進して行こうと思います。
あべクリニック認知症疾患医療センター 近藤康寛