ケアマネ研修:高齢者の精神症状への心構え

高齢者の精神症状への心構え

会の名称:町屋地区ケアマネジャー研修会
日時:令和6年2月20日 14時~16時 (講義120分)
場所:町屋地域包括支援センター(さくら館)
登壇者:講師 あべクリニック東京都認知症疾患医療センター副センター長 近藤康寛
講義テーマ:ケアマネジャーがホッとする「高齢者の精神症状への心構えQ&A 解説」
対象者:荒川区町屋地区のケアマネジャー
主催:町屋ケアマネジャーの会

講義内容:
受講を希望するケアマネジャーから事前にいただいた困りごとを解説いたしました。

・精神疾患の患者さん病識がない通院したがらない
・暴力をふるう患者さんに家族がおびえている
・家族が全員精神疾患で対応に困っている
・家族がうつ症状、ご本人をサービスにうまく繋げることが難しい
・精神疾患の患者、認知症の患者、両方(精神疾患・認知症)を持つ患者さんの見分け方
・家族がご本人の精神疾患に理解がない認めたくないケース
・良い専門医が見つからない
・統合失調症のかたが認知症を発症した。サービスに繋がらない。どのように対応すれば良いか
・高齢者が精神疾患の子供の面倒を見ている。高齢者に支援が必要になっても自宅に入れない
・精神疾患の高齢者からの突発的な支援の希望や頻回な電話への対応方法を教えて欲しい
・精神症状により意欲が低下、自発性が低下している。利用者に対し楽しみや役割を持つことができるアプローチについて
・レビー小体型認知症の方は精神科の医師に診ていただいた方が良いのか
・様々な精神疾患の患者さんへの関わりかた(話しかた)のコツ

研修終了後、多くの受講者から、わかりやすかった、今日から役に立つ、また同じような研修を企画して欲しいとお声がけをいただきました。