平成28年1月21日(木)19:00~20:45
会場:特別養護老人ホーム花の木ハイム荒川
参加対象:荒川区の介護支援専門員(ケアマネージャー)約60名
講義テーマ:「東京認知症疾患医療センターの役割、認知症当事者とのかかわり」
講師:医療法人社団 讃友会 あべクリニック
東京都認知症疾患医療センター
副センター長/精神保健福祉士 近藤 康寛
【主なプログラム】
1. 多職種連携で重要なこと
2. 認知症を知る
3. 国の認知症施策の動向
4. 地域包括ネットワーク
5. 認知症疾患医療センターの役割
6. 医療相談室・事務局の業務
7. 認知症疾患医療センター現状の課題
8. BPSD発症時、受診する際に医師や相談員に伝えて欲しいこと
9. 認知症専門職の壁
10.認知症当事者との「かかわり」のポイント
ケアマネージャーネットワーク荒川(ケアマネージャー有志の団体)の定例会において、当センターの精神保健福祉士が講師を務めました。
「認知症の当事者、専門職と区別するのではなく、専門職もいずれは認知症になる主人公の一人として、当事者と同じ目線で認知症ケアにかかわることが本当の意味でのシームレスな地域ケアにつながる」と講義のまとめとして、受講者へメッセージをお伝えしました。
今後も介護支援専門員(ケアマネージャー)の皆さんが活躍できるよう、認知症疾患医療センターとして地域連携推進や人材育成支援にも力を入れていきます。
<受講者アンケート(感想)>
※一部を抜粋しています。
受講者Aさん:
「かかわり」のポイントについて「可能な限り手を出さない」基本は自立支援であるということを時々見失いそうになるなぁと、あらためて考えました。
受講者Bさん:
認知症疾患医療センターの役割がよく理解できた。
受講者Cさん:
「認知症サポーターがオレンジリングを取得した後の活躍の場を考えるべき」との現状の課題に同感した。
受講者Dさん:
「認知症当事者の存在を常に感じる」という話がとても印象に残った。
受講者Eさん:
「待つことが必要」という話が心に残りました。
受講者Fさん:
もっと事例発表を聞きたかった。
受講者Gさん:
「専門職の壁」が印象に残った。
受講者Hさん
「失敗することもその人の権利」本当にこの通りだと思いました。
受講者Iさん
今日聞いた話を事業所で伝えたいです。