平成28年3月8日(火)14:00~15:30
会場:東京ガスコミュニティールーム
南千住東部地域包括支援センター主催のもと「民生委員、ケアマネージャー連携懇談会(連携推進会議)」が開催され、南千住東部地区の民生委員、ケアマネマネージャー、警察官、住宅供給担当者、高齢者みまもりステーション職員、地域包括支援センター職員が集いました。当センターからは認知症専門相談員(精神保健福祉士)の近藤が出席しました。
当日、南千住警察の警察官から交通安全防止をはじめとする活動報告やイベント告知のお話がありました。その後のグループワークでは「①騒音トラブルを抱える高齢者方への対応」「②他人の物を勝手に持ち帰ってしまう方への対応」を事例にして解決策を検討しました。出席者の民生委員さんからは「どのようなケースであったとしても、まずは傾聴や共感を大切にしたい」「困っている高齢者は沢山いる。個人情報の取り扱いの問題で、きめ細やかな支援に繋げることができないのが現状」など日々の活動で感じている課題も交えてご報告をいただきました。
出席者の皆さんの「もっと安心して暮らせる地域にしたい」という熱意を感じることができたことは、認知症に携わる相談員として、とても心強く感じました。民生委員、ケアマネージャーが今より活躍できる環境が整うよう、当センターも積極的に協力・検討・提案して行きたいと思います。
地域を守る関係者がこうして顔を合わせながら、正しい情報を共有することの重要性を改めて認識しました。今後もこうした地域のネットワークづくりが活性化するように、共に力を合わせて行きたいと思います。