開催日時:令和4年11月8日 14時~15時半
場所:南千住駅前ふれあい館
主催:南千住西部地域包括支援センター
受講者:警察官、郵便局、社会福祉協議会、高齢者福祉課、地域包括支援センター職員、ケアマネージャー、民生委員、住民代表など
登壇者:講師 あべクリニック東京都認知症疾患医療センター
副センター長 精神保健福祉士/公認心理師/社会福祉士 近藤 康寛 氏
研修テーマ:「事例から学ぶ認知症・精神症状への対応」〜高齢者の困りごとから適切な支援につなげる〜
講義内容:
・金融機関の困りごとを知る
・ケース1 意思疎通困難・長時間居座りへの対応
・ケース2 意思疎通困難・長時間居座りへの対応
・ケース3 被害妄想・暴言と暴力への対応
・ケース4 被害妄想・暴言と暴力への対応
・本講義のまとめ
〈講師のコメント〉
生活支援検討会とは、誰でも安心して地域で過ごせるために、日頃から高齢者に関わる、警察官、郵便局長、銀行所長、民生委員、住民代表、ケアマネジャー、行政職員などが学び合ったり、意見交換、交流を深めることを目的とした地域包括支援センターが主催する定例会です。
今回は認知症当事者の心理や具体的な地域連携の事例を中心に解説させていただきました。本研修会で得た知識、情報を受講者それぞれの持ち場で反映していただき「高齢者の誰もが安心して暮らせる地域」となるよう、ご尽力いただけると信じております。認知症疾患医療センターとしても受講者の活動をフォローしてまいります。
<当日の受講者アンケート結果(加筆・修正なし)>
・金融機関の困りごとを解説いただいた事は、参加者それぞれの業務や日常生活に役立つ内容であり、非常に勉強になった。自己有利の法則などを知っているだけで落ち着いた対応が出来そうです。当事者の方の気持ちを体感するワークも自分事として捉える事が出来て面白かったです。
・講義を聞いていると、思い当たる点がいくつもあり、頷きながら聞き入りました。
非常に分かりやすく、良かったです。
・認知症について理解出来ました。今後の執務の参考にさせていただきます。
・素晴らしい講義をありがとうございました。大変勉強になり、会社でも社員に受けてもらいたいと思いました。次回も参加したいです。
・認知症サポーター養成講座のショート版として、ご参考にさせていただきたい内容でした。
・リファー、大変勉強になりました。今後も地域の方々と協力関係を築いていきたいと思いました。
・お話頂いた内容はとても身近な事がたくさんあり、勉強になりました。
ケアマネとしてどのような行動をすれば良いのか、再確認させて頂きました。
本日はありがとうございました。
・近藤先生の講義は、何を聞いても参考になることや得ることが非常に多いです。
・大変勉強になりました。具体的な内容で、分かりやすかったと思います。
本日学んだ事を生かして、対応していきたいと思います。
・近藤先生の講義が、次の事例検討に対する解説になっており、参加者の皆様が理解しやすい流れを自然に作っていただき、本当にありがとうございました。
また講義内で認知症当事者の気持ちを体感する問いかけ等、とても参考になりました。
・自己の有利性やリファー等は、常に念頭に置いておかなければならないと痛感いたしました。講義はとても分かりやすい内容で、聞きやすかったです。